空間構造と利⽤者⼼理を踏まえた安全・安⼼な⾃転⾞通⾏空間整備⽅策に関する研究
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4 VRは,フォーラムエイト社のUC-winRoadを⽤いて作成した.表 2-3に作成した直交表を⽰す.またそれぞれ作成した18パタンの空間イメージも併せて⽰す. 要因 ⾞線数 歩道の幅員(m) 4 ⽚側⾞道部(m) 5 ⾃転⾞通⾏帯 ⾃動⾞交通量 (台/h) 歩⾏者交通量 (⼈/h) 1(多い 2(中間)4 2 3 4.5 ⽮⽻根 レーン 900 630 500 250 3(少ない)備考- 2 4 無し (外側線)360 50 2m(歩道最低) 3m(⾃歩道最低) 4m(望ましい) 道路構造令を参考に⾞道(3m)+路肩幅員(1(通⾏帯最低)・1.5(通⾏帯推奨)・2m) 多い=設計交通量(ピーク時) 中間=多い・少ないの中間 少ない=多いの6割(ガイドラインの⽮⽻根)多い=少ないの10倍 中間=少ないの5倍 少ない=歩道設置基準(500⼈/⽇)考に設定をした.なお,⾃動⾞交通量は,⾞線数により密度が変化し,印象が⼤きく変化することが予想された.よって,⾞線数に従い,値を調整している.また,実験計画法にて設定した要因以外の項⽬については,表 2-2のように固定している. 縦断勾配︓0% 街路樹︓無し 沿道⼟地利⽤︓住宅等(⾼層・低層複合) 防護柵・ガードレール等︓なし(縁⽯のみ) 交差点︓なし ⾃動⾞の速度︓40km/h(ガイドラインにおける⽮⽻根設置の限界速度) ⾃転⾞の速度︓15km/h(⼀般的な速度) 歩⾏者の速度︓4km/h(⼀般的な速度)表 2-1 実験計画法で⽤いる要因と⽔準(L18直交表) 表 2-2 その他の条件(固定条件)

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