歩行者優先意識の定着促進に資する地域活動方策
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1-2 研究内容 (1)歩行者保護に資する施策の整理 (2)地域住民の歩行者優先意識調査の実施 (3)歩行者事故特性の地域比較分析 (4)地域住民に対する歩行者優先行動変容を促すツール制作 本研究の内容は以下のとおりである。 路側でのドライバーに対する情報提供・注意喚起方策、住民参加による対策など、ハード・ソフト両面から事例収集しながら整理する。また、ブランディングに関する基礎的な知見を整理する。 豊田市が取組んでいる歩行者優先施策について、ドライバーへのアンケート調査により評価する。調査内容は過年度実施したアンケートとの比較が可能なものとする。また、本調査により豊田市の交通安全をブランディングするための基礎資料となるキーワードの評価をおこなう。 豊田市における歩行者事故の特徴・発生の傾向を整理するとともに、交通事故オープンデータ等を用いた地域比較を実施する。 以上を踏まえて豊田市の交通安全に関する「ブランディング」の方向性を整理し、それを踏まえて歩行者優先運転行動の実践を促すツール案を作成する。 以上の研究内容のうち、令和3年度は(1)および(3)の一部を実施した。本報告書ではこれらに関して報告する。 また、本研究は科学研究費による研究テーマ「歩行者が最優先される道路横断歩行環境の構築」を拡張・連動して実施しているものである。 -2-

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