歩行者優先意識の定着促進に資する地域活動方策
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高知県黒潮町の津波対策事業を例に「物語性」の強いシナリオと弱いシナリオを設定Web調査でシナリオ読了前後での防災関心、事業の必要性、許容税率等を質問物語性の強いシナリオが態度行動変容を強く促すという仮説が支持された(2)ナラティヴ・アプローチの有効性 【出典】川端ほか:「物語化」された情報の提示が公共政策に関する態度に及ぼす影響の研究,土木学会論文集D3,Vol.74,No.4,2018土木計画におけるコミュニケーション手法として、情報提供内容を物語という形式で伝えることの効果を川端らが唱えている。このアプローチは、本研究でテーマとしている歩行者優先を意識した運転行動の醸成においても参考になるものと考える。 -20-

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