歩行者優先意識の定着促進に資する地域活動方策
20/41

図 3-9は、歩行者として無信号横断歩道を渡ろうとしているときに「止まってもらったことがあるか」とう経験と、ドライバーとしての歩行者優先行動とのクロス集計結果である。止まってもらった経験頻度が高まるほど、自分自身がドライバーの時は「必ず止まる」という回答割合が増加している。 図 3-9 歩行者としての経験と停止行動 図 3-10は、どのようなメッセージだと「止まるようになる」か、たずねた結果を見ると、「止まってくれてありがとう!」という感謝を示すメッセージへの支持が高いという結果であった。 図 3-10 歩行者としての経験と停止行動 よくある(10回中7回以上)たまにある(10回中4~6回)あまりない(10回中3回以下)止まってくれてありがとう!歩行者がなかなか渡れなくて歩行者がいたら必ず止まろう!歩行者としての「止まってもらった」経験と自分の停止行動0%(n=68)(n=184)歩行者保護を促す効果的なメッセージ0%10%20%30%40%50%60%70%80%90%100%必ず止まっている困っています!とてもそう思う思うあまり思わない思わない時々止まっている+あまり止まらない少し思うまったく思わないどちらでもない(n=148)20%40%60%80%(n=400)100%地域住民や企業が取り組むソフト的な交通安全活動として、内閣府(中央交通安全対策会議 交通対策本部)が主導する「全国交通安全運動」が春と秋の年2回設定されている。さらに、多くの都道府県では全国運動に加えて夏と年末にも運動期間を設定し、官民あげての交通安全啓発運動に取り組んでいる。 -15-

元のページ  ../index.html#20

このブックを見る