3-1 歩行者に関連した交通事故の実態 表 3-1 豊田市における歩行者関連事故の推移 0 図 3-1 豊田市における歩行者関連事故の推移 10年間の推移の傾向としては、交通事故全体は減少傾向にあるが、歩行者の横断中事故の占める割合は増加傾向にある。ソフト・ハード両面からの対策を講じているものの、歩行者の横断中事故の対策は未だ課題となっていると言える。 図 3-2は、横断中歩行者の交通事故について2010~2020年の当事者数を横断施設や信号機の有無で分類し集計したものである。11年間の総計では、信号横断歩道が680人(40.4%)、無信号その他が598人(35.5%)、無信号横断歩道が384人(22.8%)、信号ありその他が22人(1.3%)となっており、2020年は2015~2019年と比較して大幅減少(108人)していることがわかる。ただし最少は2014年(102人)であった。 事故件数横断歩道横断中横断歩道付近・その他横断中横断中割合(%)2011年2012年2013年2014年2015年2016年2017年2018年2019年2020年総計2,15631332.972,31150363.722,20259183.502,5002,0001,5001,0005002011年2012年2013年2014年2015年2016年2017年2018年2019年2020年1,85731202.752,00045424.35事故件数横断中(割合)2,00660294.441,86662314.981,56554315.431,43563276.271,09337174.9418,4914922844.207.06.05.04.03.02.01.00.03 歩行者事故と歩行者優先運転の実態 2011年から2020年の豊田市内における交通事故(人身事故)の発生状況およびそのうち歩行者事故、横断中事故の件数と全事故に占める割合の推移を整理したものを表 3-1および図 3-1に示す。 -8-
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