地⽅都市におけるこれからの「みち」の在り⽅に関する 基礎的研究
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54321i2468 nege14Index1012図 3-2 スクリープロット(みちに求める価値) みちに求める価値の集約 このようにある程度の傾向は把握できるものの,全体としての影響を捉えるにあたってはより抽象化した傾向を捉えることも有⽤である.そこで,みちに求める価値を集約し,以降の分析を⾏うこととした. まず,それぞれのみちに求める価値を点数化(「とても重要=2点」〜「全く重要でない=-2点」)をした結果を⽤いて,因⼦分析を⾏なった.図 3-2にスクリープロットを,表 3-1に因⼦負荷⾏列をしめす .分析は主因⼦法,バリマックス回転を⾏い,カイザー・ガットマン基準に従い固有値が1以上となった4因⼦を選定した.各因⼦の因⼦負荷量から,それぞれ「因⼦1=安全・安⼼重視因⼦」,「因⼦2=弱者重視因⼦」,「因⼦3=歩⾏者・⾃転⾞重視因⼦」,「因⼦4=つながり・にぎわい重視因⼦」と命名した.なお,独⽴因⼦の傾向から,「⾃動⾞(クルマ)が通りやすい,使いやすいこと」ならびに「⼩型電気⾃動⾞やトラクターなどの速度の遅い⾞両が通りやすい,使いやすいこと」は因⼦として集約化は⾏わず,分析を⾏うこととした.

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