付録3:HCM2016に信号制御を付く平面交差点のレーングループの定義 35 交差点において、車両の平均遅延時間はレーン組合せの平均遅延時間から計算される。計算式に流入組合せを対象として計算する係数がある。そこで、レーン組合せと流入組合せの決定方法は遅延時間計算方法の先に説明する。 レーンは下記三つの規則に従って確定する: (1) 一つあるいは複数な完全な左折レーンは、一つのレーン組合せとなる。右折レーンも同じ; (2) 任意の共有レーンは、一つのレーン組合せと視する; (3) 完全な転向レーンと共有レーンじゃない任意のレーンあるいは複数なレーンは、一つのレーン組合せとなる。 下記のレーン組合せが存在可能である: (1) 完全な左折レーン(一つあるいは複数); (2) 完全な直進レーン(一つあるいは複数); (3) 完全な右折レーン(一つあるいは複数); (4) 左折と直進を共有レーン; (5) 左折と右折を共有レーン; (6) 右折と直進を共有レーン; (7) 左折、直進、右折を共有レーン。 流入組合せは下記二つの規則に従って確定する: (1) 完全な転向レーン(一つあるいは複数)は一つの流入組合せを視する; (2) 規則(1)に従って確定した流入組合せに属しない任意レーンは一つの流入組合せとする。 遅延時間計算方法は上述の任意レーン組合せに適用される。一般的なレーン組合せと流入組合せの種類が表A-2-1に示す。レーン組合せが流入組合せに属する可能性がある。ただし、所属関係を逆転させない。
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