リアルタイム情報に基づく平面交差点 信号制御システム最適化に関する研究
20/50

4SSCUのステップ2(図 6-5)は、平均遅延時間を最小化するための信号制御最適化の計算が含まれる。主な方法は第4章で紹介したNPMである。ただし、a)は交通状況がNPMに適しているか否かを判断する(λが1未満か否か)。いいえの場合、s_tでリンクに存在するすべての車両が通過できるようにする時間を青時間で設定するプロセスI)が実行される。はいの場合、プロセスII)で、信号時間がWebsterの方法を使用して計算される。プロセスII)の結果は2つの効用がある。1つの効用はNPMの妥当な初期ソリューション(すべての制約を満たす)とすること。もう1つの効用は、NPMのソリューションが失敗した場合のバックアップソリューションとすること。プロセスIII)は、II)に続いて実行され、II)の結果を初期値として適用し、NPMの最適化計算をする。最適化計算が成功するか否かは、III)に続く判断b)として実行され図 6-6 4SSCUのステップ2 14

元のページ  ../index.html#20

このブックを見る