リアルタイム情報に基づく平面交差点 信号制御システム最適化に関する研究
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6. アルゴリズム この章では、構築した平均遅延時間最小化を目指した1秒ごとに信号制御時間を更新するアルゴリズムを説明する。昨年度構築したアルゴリズムを基に、プロセスをもっと詳しくなった上に、渋滞が発生した場合(予定青時間内に車群を処理できない)の二つの対応方法を含まれる。本研究と定周期、MODERATOの区別は図 6-1にイメージとして示す。定周期とMODERATOはサイクルごとに制御時間を更新する。定周期の信号制御時間は固定である。MODERATOは前の1サイクルの交通状況によって、サイクル長とスプリットを更新する。本研究は信号サイクルの中、1秒ごとに平均遅延時間を目指した信号制御時間の変更もできる。詳細の流れは下記二つのセクションに説明する。 6.1 メーンフローチャート アルゴリズムの主なフローチャートを図 6-2に示す。最も重要な部分は緑色のフレームである。昨年度のフローチャート図 6-1に比べて、信号制御更新の3つのステップから信号制御更新の4つのステップ(4SSCU)に変更する。4SSCUの詳細は次のセ図 6-1 本研究の信号更新特徴 10

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