図 3-1 光ビーコンの位置のイメージ (2)光ビーコンの規格は葉山ら(2014)と天野ら(2018)に記載される同様な仕様で、感知機能と通信機能を共にあると想定する。そこで、本研究で利用の光ビーコンから取得の情報は、車両の通過瞬間速度、車両が光ビーコンに離れる時間と車両ID三つである。 1秒ごとに三つの情報によって、リンク内の平均車頭時間とリンク内にある車両数の計算、と待ち車両の有無の判断を行う。交通流理論を基に、条件によってそれぞれにリンク内の車頭時間とリンク内の車両数に基づいて交通流量を計算する。具体的な条件と対応の流れは第5章のフローチャートに示す。 3. リアルタイム情報について リアルタイム情報に関する想定は下記になる。 (1)日本全国で約35000基が設置されている光ビーコンをリアルタイム情報の取得設備として想定する。実際の光ビーコンは交差点の流出部にリンク別に設置されている。本研究は、それを基に、リンクの流入部にも光ビーコンの設置を想定する。そして、全部の交差点に繋がるリンクの両端に光ビーコンの設置に達する(図 3-1)。 5
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