表 20 タクシーとバスの乗り継ぎ無料システムへの交通手段転換時の外出頻度変化 3-6.各種乗り継ぎプランの利用意向 で600円であることを示している。バスに関しては通常の運賃を支払うことを条件とした。37 外出頻度が「増加」することを示す.交通状況が「バス・電車のみ」の人や,自由に使える自家用車を保有していない人,階段の上り下りが困難な人で,タクシーとバスでの乗り継ぎの運賃が無料になった場合に,外出頻度が増加することがわかる. タクシーとバスの乗り継ぎプランの成立の確認のために、各プランに対する利用意向の質問を行った。図 42に、各プランの質問時に示した例を示す。タクシーとバスの乗り継ぎプランについて、「タクシー予約」「タクシーの運賃」「乗り継ぎ環境」「乗り継ぎ時間」の4つの要因の設定を行った。「タクシー予約」については、「当日予約」「前日予約」「3日前予約」の3水準を設定した。また、「運賃」については、「100円」「300円」「500円」の3つの水準の設定を行った。なお、調査票では、豊田市のタクシー運賃の基準として1。2km弱「乗り継ぎ環境」については、「施設併合」「屋根付きバス停」「屋根なしバス停」の3水準を設定した。「乗り継ぎ時間」については、「5分」「10分」「20分」の3水準を設定した。 これらの水準の組み合わせについて、L9直交表を用いて各プランの設定を行った。回答者
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