地方都市でのMaaS導入が高齢者に与える価値の多角的評価
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図 41 タクシーとバス乗り継ぎ無料プラン利用の際の困難 が1.8日/月であるのに対し、システム導入時では2.6日/月となっている。 日/月であるのに対し、システム導入時では1.0日/月となっている。 0.1日/月であるのに対し、システム導入時では0.5日/月となっている。 0.8日/月であるのに対し、システム導入時では1.1日/月となっている。 0.9日/月であるのに対し、システム導入時では1.1日/月となっている。 32 ここで、図 39のタクシーとバスとの乗り継ぎが無料になった場合の、各種活動頻度の変化について示す。ここでは、現在利用されている交通手段に追加で、タクシーとバスの乗り継ぎが無料になった場合の頻度について、現在とシステム導入時それぞれ質問している。 これらについて、表 12に中心市街地の訪問頻度、表 13に図書館の訪問頻度、表 14に美術館の訪問頻度、表 15に地域サロンの訪問頻度、表 16に友人宅の訪問頻度を示す。 中心市街地の訪問頻度では、増加する人が26.4%となっている。全体では現在の訪問頻度 図書館の訪問頻度は、増加する人が19.1%となっている。全体では現在の訪問頻度が0.4美術館の訪問頻度では、増加する人が17.9%となっている。全体では現在の訪問頻度が地域サロンの訪問頻度は、増加する人が15.5%となっている。全体では現在の訪問頻度が 友人宅の訪問頻度では、増加する人が14.5%となっている。全体では現在の訪問頻度が なお、全体の外出日数は、ほぼ毎日:24日/月、週3~5日:16日/月、週1~2日:6日/月、月に数日:1.5日/月、月に数日未満:0日/月で計算している。 調査票の設問では、現在利用している交通手段に追加でシステムが導入された場合の頻度を質問しているが、一部でシステム導入時の方が頻度が減少している回答者がいる。これらの人は、設問を勘違いしている可能性もある。 全体的にシステムの導入により高齢者の活動の拡大がみられる結果であった。

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