地方都市でのMaaS導入が高齢者に与える価値の多角的評価
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図 3 調査票の配布町丁目 2-2.アンケート回答者における基本特性 図 7に最寄りバス停までの距離、図 8に歩行可能距離、図 9に階段の上り下りの困難、図 10に免許返納意向を示す。 6 図 3に調査票配布町丁目を示す。図中には鉄道駅の500mバッファおよび基幹バス300mバッファも示す。調査票の配布町丁目は、高齢化率がある程度高く、鉄道や基幹バスの利用可能性があるものを選定している。 アンケート調査の回答者の基本特性を示す。図 4に性別、図 5に年代、図 6に家族構成、性別では、男性が56.6%とやや多い。 年代では65~69歳が23.3%、70~74歳が28.9%と74歳以下で約半数を占めるが、75歳以上も47.8%と後期高齢者の回答も十分に得られている。 家族構成は、一人暮らしの人が23.6%、一人暮らしもしくは配偶者のみの高齢者のみの世帯が62.3%となっている。 最寄りバス停までの距離は500m以上の人が29.7%、500m未満の人が70.3%となっている。 歩行可能距離は1,000m以上の人で51.4%を占める。 階段の上り下りは、困難な人が12.1%、やや困難な人が22.2%となっている。 免許返納意向では、現在考えている人が7.6%、5年以内くらいで考えている人が20.0%となっている。 ここまで、アンケート回答者の基本特性を示した。

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