コロナ禍が豊⽥市の都市交通に与える影響のモニタリング
87/117

(2)調査⽅法と内容 設問は「事業所の基本情報」「勤務形態および通勤⼿段別の従業員数」「通勤⼿当の仕組み」「従業員駐⾞場および駐輪場の確保状況」「コロナ感染拡⼤防⽌の対応」「就業や交通に関する課題と⽅針」等で構成している.送付した依頼⽂および調査票を次⾴以降に掲載する.  感染拡⼤防⽌対策の実施状況と今後の⽅針  課題の深刻度と対応検討  影響を受けた事業所の属性 81【事業所アンケート調査で明らかにすること】  市内事業所のコロナ禍による影響 ⇒ 従業員数(通勤⽅法・勤務形態別)が変化した場合,それはコロナ禍の影響か⇒ どのような対策を講じたのか,今後,どのような⽅針で対策を講じるのか ⇒ 従業員の通勤や就業における課題は深刻か,対策は検討しているか ⇒ 「業種」「従業員規模」により,影響や対策実施状況等に差違はあるか 4.事業者の実態および意識のモニタリング 4-1.事業者の実態と意識 事業所アンケート調査の実施 (1)調査の⽬的 コロナ禍による外出⾏動の変化は,通勤⽬的や業務⽬的での交通に多⼤な影響を与えていると考えられる.就業場所である事業所では,どのような影響を受け,どのような対策を講じていたのか,さらに今後どのような⽅針を⽴てているのか確認するために,豊⽥市内の事業所に対してアンケート調査を実施した. 調査対象は豊⽥市内に事業所を構える企業とし,豊⽥商⼯会議所の協⼒により抽出した.会員のうち「(A)会費規模上位300事業所」+「(B)Aに含まれない従業員50名以上の事業所(150事業所)」の合計450事業所に調査票を送付した.調査票は印刷したものを郵送にて配布し郵送での回収を原則としたが,電⼦ファイル所望の場合はWord⽂書を電⼦メールにて送付・回収した.

元のページ  ../index.html#87

このブックを見る