コロナ禍が豊⽥市の都市交通に与える影響のモニタリング
51/117

図 3-18にコロナ禍における会話の増減と⽣活全般のストレスとの関係について⽰す.コロナ禍(2020年春)およびコロナ禍(2021年10⽉時点)の結果をみると,増加<同等<減少の順にストレスを感じる割合が⾼くなることが⽰されている.コロナ禍で会話が減少した⼈で,普段の⽣活においてストレスを感じていることがわかる. 図 3-19にコロナ後の会話頻度の希望と健康への不安について⽰す.ここでは,コロナ禍において同居家族以外との対⾯での会話の頻度が減少した⼈のみのデータを⽤いる.「減らしたい」「同等としたい」「増やしたい」の中でみると,「不安がまったくない」「不安があまりない」の割合は,減らしたい<同等としたい<増やしたいの順となっている.健康への不安がある⼈は,コロナ後においても同居家族以外との対⾯での会話の頻度を増やしたくない傾向にあることがわかる. 減少同等増加減少同等増加0%感じる0%感じるコロナ禍前(2019年12⽉以前)の⽣活全般ストレス※コロナ前と⽐較してコロナ禍で対⾯での会話が減少した⼈を「減少」、同程度である⼈を「同等」、増加した⼈を「増加」として集計。40%60%80%20%やや感じるコロナ禍(2021年10⽉時点)の⽣活全般ストレスどちらともいえないあまり感じない20%やや感じる40%60%80%どちらともいえないあまり感じない減少同等増加0%感じる100%感じない100%感じないコロナ禍(2020年春)の⽣活全般ストレス20%やや感じる40%60%どちらともいえないあまり感じない80%100%感じない45コロナ禍における会話の変化と健康・ストレス・⽣きがいとの関係 図 3-18 会話の頻度の変化と各期における⽣活全般のストレス

元のページ  ../index.html#51

このブックを見る