迎)) 333-1.⾏動のモニタリング コロナ禍における会話や外出の減少等から,コロナ禍の都市に与える影響の基本的傾向を整理し,基本的傾向のうち⼀部特徴的なものについて,その詳細を分析する.具体的内容について表 3-3に⽰す. <基本的傾向> 会話︓コロナ禍における減少、会話の減少とストレス等との関係 外出︓各種外出のコロナ禍における減少 <詳細傾向> ○どのような⼈がコロナ禍で会話や外出が減少しているか ・⾼齢者や中⼼市街地居住者、コロナ前に公共交通を使っていた⼈で、コロナ禍において会話や外出が低下している傾向 ○会話が減少することでの健康やストレスへの影響 ・コロナ禍で同居家族以外との対⾯での会話が減少している⼈は、⽣活全般のストレスを多く抱えている ○在宅勤務ができている⼈の⽣きがいの向上 ・在宅勤務が⾏えている⼈は、⾏えていない⼈よりも⽣きがいが⾼い ・業務の都合により在宅勤務ができていない⼈が多い <⽅法> 基本的傾向︓単純集計(豊⽥市のみ)及びクロス集計(豊⽥市と中核市(豊⽥市を除く)、名古屋市) 詳細傾向︓下記に⽰す個⼈属性や現在の居住環境、交通特性、コロナ禍の影響を説明変数とした要因分析(数量化I類・数量化II類)を⾏い、その特徴を把握 ※影響要因 ・個⼈属性(性別・年代・結婚の有無・⼦供の有無・世帯年収・仕事・歩⾏可能距離) ・現在の居住環境(市・⼀⼈暮らしの有無・居住地域(中⼼市街地・市街地・郊外・中⼭間地域)) ・交通特性(コロナ前の利⽤(鉄道・バス・タクシー・⾞・送迎)、コロナ禍の利⽤(鉄道・バス・タクシー・⾞・送表 3-3 分析⽅法の概要 買い物・趣味娯楽散歩における外出減少の要因
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