コロナ禍が豊⽥市の都市交通に与える影響のモニタリング
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/0 台時32台時22台時12台時02台時91台時81台時71台時61台時51台時41台時31台時21台時11台時01台時9台時8台時7台時6台時5台時4)⽇⼈(数者降乗 公共交通の利⽤者数は,⼀部の通勤に使われていた路線の利⽤者数の回復も少ない.また,特に休⽇で利⽤者数の減少は⼤きくなっている.⾃由⽬的の公共交通利⽤者数の減少は,まちのにぎわいの喪失にも繋がる.また,持続可能な公共交通のためには,利⽤者数の回復および利⽤時間帯の平準化が求められる. ⽇中や休⽇の⾃由⽬的での外出促進にむけた公共交通の時間帯別運賃割引(ダイナミックプライシング)の導⼊や,より⼀層の外出先の魅⼒向上と移動⼿段との連携による,交通まちづくりの推進が必要となる. コロナ禍におけるリモートワークの推進,外出率や利⽤交通⼿段の変化,⽇々報道される新規感染者数やそれを受けて発表される緊急事態措置等(上述の影響要因は相互に関連性がある)は,道路交通に対しても少なくない影響を予想する. 2,0001,5001,0002019年度⼟⽇・祝2020年度⼟⽇・祝2021年度⼟⽇・祝50021図 2-11 おいでんバス休⽇の時間帯別利⽤者数(⼈/⽇) 道路交通 ここでは,「概略―詳細」という流れで,全体的な⾃動⾞交通量の変化,⽇属性による交通量の変化,リンク別交通量変化の特徴を分析する.分析⽤データは⽇本道路交通情報センター(JARTIC)が提供する5分ごとに更新されている道路断⾯交通量情報(以下にJデータと略称)である.分析期間は2018/02/01~2021/08/31である.当該データが計測される豊⽥市内の20リンク(全33リンク中,対象期間中の⽋損データのないリンク)を分析対象としている.具体的な内容と着⽬点は下記のとおり. <ステップ1> 内容︓ 2019年同時期に⽐べたコロナ禍発⽣後の⽉別交通量変化︔愛知県⽇別新規感染

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