影響度 事業者交通 勤務形態 通勤⼿段 物流 昨年度(R2年7⽉)成今年度(R3年10⽉)成果 果 ・⽐較的⼩規模な事業所ではコロナ禍の影響を受けているが対策が⼗分ではない ・サンプル数は少ないが,飲⾷・宿泊業(調査未実施) 者は多⼤な影響を受けている ・勤務外の外出⾏動管理は深刻であるとの回答が⽐較的多いものの,対策の検討はなされていない ・事業所周辺の渋滞は深刻な課題となっていない ・トヨタ主要3⼯場の「⽣産混乱(計画精度の低下)」が,2020/5〜顕在化 ・2020/後半〜計画精度は向上するも,半導体不⾜により影響は現在も継続 →トヨタ主要3⼯場の「⽣産台数」がピーク時の2割減 ・納⼊便トラック(10t)の運⽤計画への反映は,約2ケ⽉後 ・⽣産計画が連続減産の場合は,納⼊回数で調整(回復⾒込みの場合) ・仕⼊れ先〜物流倉庫間のトラック(2t以上)「納⼊回数」は2割減 ・物流倉庫を使った「混載」状況は,コロナ禍でもほぼ変化なし (⾼岡︓2.9社/便,堤︓4.2社/便) →10tトラック等⼤型物流⾞両の豊⽥市内の⾃動⾞交通に与える影響は軽微(トヨタ主要3⼯場が豊⽥市⻄部に位置(調査未実施) していることも影響) ・物流倉庫〜トヨタ⼯場間輸送は, 1)⽣産台数に⽐例し,納⼊(運搬)回数が変動 2)但し,確保している「トラック台数」はそのまま →納⼊回数での調整であり,トラックを減らすまでには⾄っていない ・仕⼊れ〜物流倉庫間輸送は, 1)満載での運⽤であり,⽣産に⽐例し運搬回数も変動 2)但し,運搬費⽤は「部品代」に含まれトヨタより⽀払われる為,⽣産減=メーカーの収⼊減 3)物流倉庫の借⽤費⽤(管理・仕分け・トヨタへの納品)は,作業量に合わせ若⼲の値引きは発⽣するもほぼ定額 課題 ・働き⽅改⾰と併せた交通需要マネジメント(モビリティ・マネジメント)施策の促進 ・事業所を通じた⽣活⾏動全般に対するモビリティ・マネジメント ・⼩規模事業所への対策検討⽀援 ・局所的な道路交通渋滞の実態把握と多胎策 ・交通量が増加している路線もあるため,局所的な対策が求められる ・勤務外の外出⾏動も含めたモビリティ・マネジメント ・事業所周辺などの道路交通状況の詳細把握 ⼤ ・物流業者の収益悪化 ・トラックの過剰確保 ・物流倉庫の回転効率の悪化 (滞留時間の⻑期化) ・仕⼊れ先の収益悪化 ※特に「物流倉庫」利⽤者 ・部品収⼊の減額 ・物流業者に⽀払う 倉庫利⽤費⽤の収益圧迫 ・まずは物流業者,物流倉庫に荷を預けている中⼩部品メーカー「物流倉庫」の経営状態実態把握が重要 ・将来的に, ・物流費の外出し ・トヨタ管理下のミルクラン(巡回集荷)の実現中 提案 108表 5-3 コロナ禍における豊⽥市の事業者交通にかかる現状・課題と提⾔
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