コロナ禍が豊⽥市の都市交通に与える影響のモニタリング
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トヨタ⾃動⾞より⼊⼿した情報は以下の通りである.対象期間は,2019/4〜2021/9(30ケ⽉)である. 「⽣産計画(内⽰情報)」より,同⼀⽉に対する「計画の提⽰状況」を⽐較する事で,欧州のロックダウン等の為に「直前で計画台数を変更」をしたり,「稼働⽇を変更」する等,突発的な対応の様⼦を確認する事ができる. 通常,同⼀⽉に提⽰した計画が変更になる事は無く,「コロナ禍」の影響がどれほど異常事態であるかがわかる. 横軸は,⽣産計画の提⽰された年⽉であり,縦軸は,計画がいつのタイミングで提供されたかを⽰している.3段ある内の⼀番下が「前⽉」での提⽰であり,その上が「前前⽉」である.更にその上が「前前前⽉」での提⽰状況を⽰している.同⼀⽉に対して「3回」の「計画提⽰」がある.図中の「⿊枠」が,計画に対して「何等かの変更があった」事を⽰しており,特定の期間に,⼀番下の段で(前⽉になって)計画が「突然」変更されている様⼦を確認する事ができる. 974-2.物流の変化と道路交通への影響 コロナ禍の物流への影響を評価する上で,豊⽥市内での最も⼤⼝の物流ユーザーである「トヨタ⾃動⾞」への部品納品状況等の情報を元に調査をした. トヨタ⾃動⾞より⼊⼿した⽣産関連情報 名称 ⽣産計画 (内⽰情報) プラット運⽤計画 トラックターミナル毎の ⽣産実績 コロナ禍によるトヨタ⾃動⾞への⽣産計画(組⽴台数)への影響 表 4-2 トヨタ⾃動⾞より⼊⼿された⽣産関連情報 運⽤時刻表 着発時刻,便情報他⽇当たりの ⽣産実績台数内容仕⼊れ先向けの ⽣産予定台数情報 ⾞種,台数他備考 組⽴3⼯場 ターミナル数 155 のべ便数 480千便 ※2019分に⼀部不⾜あり

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