都市構造別にみる市街地内低未利用地の活用方法について
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23 空き地の分布状況 次に、豊⽥市の市街化区域内の空地分布を図 3-7に⽰す。なお⼟地利⽤現況図の内、公共空地、その他の空地、低未利⽤地以外は⾮表⽰としている。 公共空地は⾯積では拳⺟地区は広いが、⾯積割合では松平地区が⼤きい。公共空地は公園等の整備された空き地になるため、松平地区は公共空地が⽐較的整備されている地区であることが分かる。その他の空地は猿投地区が広く、⾯積割合は藤岡地区が⼤きい。その他の空地は改築⼯事中の空き地を内包しており、現在進⾏形で開発している傾向にある地域であると推察される。 本研究の課題としている建物跡地を内包している低未利⽤地をみると、拳⺟地区の⾯積が広く、⾯積割合も⼤きい。平⾯駐⾞場も内包しているため、注意が必要であるが、市街地内の建物跡地が多いことが考えられる。 図 3-7 豊⽥市の市街化区域内空き地の分布状況

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