17 空き家のクラスター分析 空き家データについて、その分布状況まで把握できたため、空き家の位置から整理できる都市構造データを⽤いてクラスター分析を⾏い、クラスターごとの特徴を把握する。 (1)分析方法 分析⽅法と使⽤した変数について表 3-2に⽰す。交通要因として鉄道駅、バス停、IC、都市計画道路までの距離、教育要因として幼稚園、⼩学校、中学校、⾼等学校、⼤学・⾼専までの距離、医療機関として病院、診療所、⽼⼈福祉施設までの距離、役所要因として豊⽥市役所、役所・⽀所までの距離、⼈⼝要因として各空き家から100m以内の⼈⼝を周辺⼈⼝として、2015年⼈⼝、2010年から2015年の⼈⼝変化数、2015年⼈⼝の⾼齢化率(65歳以上⼈⼝/⼈⼝)を変数とする。 なお、「病院」とは病床数が20床以上、「診療所」は19床以下のことを指し、「役所・⽀所」は豊⽥市役所を含んでいる。また、「○○までの距離」は各空き家から最も近い施設(直線距離)を算出している。 表 3-2 空き家のクラスター分析の概要 ○分析⽅法 ・クラスター分析(ウォード法(ユークリッド距離)) ○変数 ・交通要因(駅、バス停、IC、都市計画道路までの距離) ・教育要因(幼稚園、⼩学校、中学校、⾼校学校、⼤学・⾼専までの距離) ・医療要因(病院、診療所、⽼⼈福祉施設までの距離) ・役所要因(市役所、⽀所までの距離) ・⼈⼝要因(⼈⼝、⼈⼝変化数、⾼齢化率)
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