リアルタイム情報に基づく平面交差点信号制御システム最適化に関する研究
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32 6. リアルタイム情報に基づいた最適化アルゴリズムとその検証 6.1 1秒ごとに平均遅延時間最小化を目指す信号制御更新アルゴリズム 開発したアルゴリズムのフローチャートは図1に示す。図6-1メインフローチャートの左側は正常状態の更新ロジック、右側は初期状態の更新ロジック。「初期状態に対する信号制御の更新」はまだ開発中である。今度の研究に、初期状態の設置は研究者の経験によって、停止線の直前に到着する自動車があることまで、1つの現示で交通信号を制御する。図6-2に「平均遅延時間最小化を目指して信号制御最適化の計算」は第3章の非線形計画モデルを用いて実現する。最適化の計算結果によって現示青時間の変化のイメージは図6-4~図6-6に示す。 想定した光ビーコンの位置と数量のイメージは図2で示す。光ビーコンから獲得情報は自動車の速度、光ビーコンから離れる時間、と自動車の種類と想定する。 図 6-1平均遅延時間最小化を目指す信号制御更新アルゴリズムのメインフローチャート

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