4 レーン組合せの定義があり、レーン組合せに対する遅延時間の計算は同様な原理であって、概念を統一するため、ここにもレーン組合せで説明する)に、1台当たり平均遅延時間(秒/台);:サイクル長(秒);:レーン組合せの青時間率,=/;:レーン組合せの有効青時間;:レーン組合せの需要率= /=,:レーン組合せの流入交通流率(台/秒);:レーン組合せの飽和交通流率(台/秒);過飽和でない場合に≤1。 (2) HCMの遅延時間計算式 交差点において、車両の平均遅延時間はレーン組合せの平均遅延時間から計算される。計算式に流入組合せを対象として計算する係数がある。そこで、レーン組合せと流入組合せの決定方法は遅延時間計算方法の先に説明する。 レーンは以下三つの規則に従って確定する: (1)一つあるいは複数な完全な左折レーンは、一つのレーン組合せとなる。右折レーンも同じ; (2)任意の共有レーンは、一つのレーン組合せと視する; (3)完全な転向レーンと共有レーンじゃない任意のレーンあるいは複数なレーンは、一つのレーン組合せとなる。 以下のレーン組合せが存在可能である: (1)完全な左折レーン(一つあるいは複数); (2)完全な直進レーン(一つあるいは複数); (3)完全な右折レーン(一つあるいは複数); (4)左折と直進を共有レーン; (5)左折と右折を共有レーン; (6)右折と直進を共有レーン; (7)左折、直進、右折を共有レーン。 流入組合せは以下二つの規則に従って確定する: (1)完全な転向レーン(一つあるいは複数)は一つの流入組合せを視する; (2)規則(1)に従って確定した流入組合せに属しない任意レーンは一つの流入組合せとする。 遅延時間計算方法は上述の任意レーン組合せに適用される。一般的なレーン組合せと流入組合せの種類が付録の表A-1に示す。レーン組合せが流入組合せに属する可能性がある。ただし、所属関係を逆転させない。 レーン組合せごとに車両平均遅延時間(式(3))は三部分がある:通常遅延1(秒/台)、増量遅延2(秒/台)(車両がランダムに到着で一時通行能力を超えると分析時間帯内累積到着交通量が累積通行能力を超える二つの原因)、残り渋滞長遅延3(秒/台)(分析時間帯開始時に
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