過疎地域におけるコミュニティ交通の持続可能性に対する意識と取り組み
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29 3-2-2.移動サービスの継続的な運行について (1)5年後の運行継続に必要な人材・財源の見通し 5年後の運行継続に必要な人材確保が困難(確保できない、確保できないかもしれない、確保できるかどうかわからないと回答)な団体は4割弱を占める。5年後の運行継続に必要な財源確保が困難な団体も4割弱である。なお、グラフの数値が人材と財源で全く同じであるが、誤りではない。 図3-20 5年後の運行継続に必要な人材・財源の見通し (2)運行継続のための対策 運行継続のために取り組んでいる対策として、利用促進や補助金等の獲得、経費節減を挙げる割合が多い。 運行継続のために対策を講じている予期せぬこと(リスク)は、6割が交通事故を挙げる一方、特になしが2割を占める。 図3-21 運行継続のための対策 問題なく確保できる見通しを持っている30%なんとか確保できる見通しは持っている33%確保できるかどうかわからない33%確保できないかもしれない3%確保できない1%N=67問題なく確保できる見通しを持っている30%なんとか確保できる見通しは持っている33%確保できるかどうかわからない33%確保できないかもしれない3%確保できない1%N=675年後の運行継続に必要な財源の確保見通し5年後の運行継続に必要な人材の確保見通し37%が人材確保困難37%が財源確保困難対策を講じているリスク運行継続のために取り組んでいること85%13%21%18%57%48%22%16%0%10%0%20%40%60%80%100%利用促進後継者の育成他団体との情報交流運転手の負担軽減補助金・助成金等の支援獲得経費節減商業や観光等他業種との連携ICT技術特になしその他構成比N=6757%18%30%33%9%10%15%3%22%1%0%10%20%30%40%50%60%交通事故運転手等の担い手不足地域人口減少による利用者減新型コロナによる利用者減自然災害による車両の喪失道路寸断による運行休止行政等の支援民間等の支援特になしその他構成比N=67

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