12 3-1-4.アンケート調査の質問項目の検討 以上の検討を踏まえ、調査項目を以下のように設定した。 取り消し線のある項目は、既存データから把握することや、質問が複雑あるいは回答が困難になると想定されるために質問を取りやめた項目である。 ■調査項目(案) <コミュニティ交通の持続可能性に関する項目> • 地域特性 : 人口規模、地形等 ← 統計データから把握 • コミュニティ交通の概要 : 導入目的、運行開始年月、運行スキーム等 • サービス内容 : 運行頻度、運行エリア、路線長(規模) ← 最小限とする • 利用者特性 : 利用者数、主な利用者、主な利用目的、主な目的地 • 導入経緯 : 廃止代替、トップダウン、ボトムアップ、キーパーソンの存在、地域の関心 • 位置づけ : 自治体の計画(網形成計画等)への位置づけの有無 • 運行評価の実態 : 評価実施状況、評価に用いる指標 • 外部との関わり : 外部アドバイザーの関わり、運行を支援する団体と支援の内容 • 関係者の評価 : 利用者、地域住民、自治体内の評価 • 新技術活用状況 : 車両、料金収受、情報発信、MaaSなどの活用取組状況 <コロナ禍による影響に関する項目> • 事実関係等最小限の質問とする <持続可能性に関する項目> • 人手や財源の継続的な確保の見通し • 5年後や10年後の運行の姿 • 運営団体が行う旅客運送事業以外の事業の有無 • 運行を継続させるための取り組み状況(運営コスト低減策、運転者負担軽減策) • 様々なリスクへの備え(交通事故、担い手の減少、収入の減少など)
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