次世代自動車(電動車両)の災害活用に関する研究
52/54

47「お風呂・シャワーに入る」ということを実施した割合が高い。 ・住まいの地域で大規模災害が発生したと仮定したとき、「自分自身が被災者であるという状況でも、自分や家族の災害対応と同様に、避難所で電気を供給するという対応も行いたいと思う。」という共助の回答割合が、非保有者に比べて高い。 ・遠方地域で大規模災害が発生し、給電可能な電動車両を保有していると仮定したとき、「離れた地域まで出向くのは難しいが、避難所で電気を供給することには貢献したいので、ボランティアへ向かう人に自分のクルマを貸し出すことはできると思う。」というボランティアをサポートする回答割合が、非保有者に比べて高い。 ブラックアウト経験後、100V電源搭載車両の保有者の7割以上で、今後も100V電源搭載車両への買い換えに前向きな意向を持った。また、100V電源を搭載していない電動車両の保有者の5割弱でも、100V電源搭載車両への買い換えに前向きな意向を持ったことから、今後、災害への備えの1つとして、車両買い換え時に、100V電源を搭載した電動車両が選択されることが増えると考えられる。

元のページ  ../index.html#52

このブックを見る