41と3番目に高かった。「電動車両あり・コンセント搭載あり」の割付セルでは、全ての選択肢の中で最も回答割合の高い選択肢(27.8%)となった。 以上のように、割付セルによって、回答の傾向が大きく異なり、「電動車両あり・コンセント搭載あり」の割付セルでは、100Vコンセントの非常時の有用性や必要性に懐疑的な傾向があると推測される。「電動車両あり・コンセント搭載なし」の割付セルでは、非常時の有用性を認めつつも、日常の利用が想定できないことが購入に否定的な要因である推測される。「電動車両なし」の割付セルでは、日常の利用が想定できないことに加えて、電動車両そのものの価格が高いことが、購入に否定的な要因であると推測される。 (7)共助・ボランティアの意向 最近では、大規模災害発生時を想定して、住民が保有するクルマを、避難所に電気を供給する電源車として活用する制度も導入されている。例えば、東京都練馬区では、「災害時協力登録車制度」という取り組みをはじめている。 そこで、回答者の世帯が保有しているクルマに避難所で電気を供給できる能力があると仮定し、共助やボランティアに関する意向を尋ねた。なお、回答にあたり、設問文に示されたリンクから、東京都練馬区の「災害時協力登録車制度」パンフレットを閲覧することを必須とした。 パンフレットにリンクするURLアドレスは以下の通りとした。にパンフレットの内容を図 4-1示す。 (参考URLリンク) https://www.city.nerima.tokyo.jp/kurashi/shigoto/oshirase/saigaijikyouryoku.files/A4chirashi.pdf
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