次世代自動車(電動車両)の災害活用に関する研究
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39(6)ブラックアウト体験を踏まえた100V(1,500W)電源搭載車両の購入意向 1)100V(1,500W)電源搭載車両の購入意向 現在、市販されている電動車両(ハイブリッド車、プラグインハイブリッド車、電気自動車)を対象に、実際に100V(1,500W)電源が標準装備されているか、または、オプションで搭載できるかにかかわらず、全ての車種で、オプション(一律44,000円(税込))を追加して、100V(1,500W)電源を搭載できると仮定して尋ねた。 n=(%)(377)電動車両あり・コンセント搭載あり(67)電動車両あり・コンセント搭載なし(155)電動車両なし(155)全体割付セル2.4 6.0 1.3 1.9 11.1 37.3 5.8 5.2 16.4 23.9 18.1 11.6 17.2 6.0 21.9 17.4 35.5 19.4 35.5 42.6 3.7 1.5 3.9 4.5 5.8 1.5 5.2 8.4 7.7 4.5 8.4 8.4 ブラックアウト以降、実際に、購入したとても、購入したい購入したいやや、購入したいどちらとも言えないやや、購入したくない購入したくない全く、購入したくない すでに100V(1,500W)コンセントを搭載した電動車両を保有している「電動車両あり・コンセント搭載あり」の割付セルにおいて、「ブラックアウト以降、実際に、購入した」(6.0%)、「とても、購入したい」(37.3%)、「購入したい」(23.9%)、「やや、購入したい」(6.0%)のように、購入に前向きな割合の合計は73.2%と高かった。「電動車両あり・コンセント搭載なし」の割付セルにおいては、購入に前向きな割合の合計は47%である一方で、「どちらでもない」(35.5%)、「やや、購入したくない」(3.9%)、「購入したくない」(5.2%)、「全く、購入したくない」(8.4%)のように、購入に前向きではない割合の合計は53%と半数以上となった。 「電動車両なし」の割付セルでは、「どちらでもない」の割合が42.6%と高く、購入に前向きではない割合の合計は63.9%となった。

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