次世代自動車(電動車両)の災害活用に関する研究
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247)日常の災害への備え 37.4 34.5 15.6 40.8 52.2 44.8 23.9 22.4 33.5 38.7 14.8 41.3 34.8 25.8 12.9 48.4 0%10%20%30%40%50%60%防災バックの常備家具家電の転倒防止対策非常用トイレの常備上の選択肢のどの対策もしていない・わからない全体(n=377)電動車両あり・コンセント搭載あり(n=67)電動車両あり・コンセント搭載なし(n=155)電動車両なし(n=155) 全体において、「防災バックの常備」、「家具家電の転倒防止対策」、「非常用トイレの常備」を行っている世帯の割合は、それぞれ、37.4%、34.5%、15.6%であった。また、「どの対策もしていない・わからない」世帯の割合は40.8%であり、裏返すと約6割の世帯でいずれかの対策を行っていた。また、「電動車両あり・コンセント搭載あり」の割り付けセルにおいて、他のセルに比べて対策の実施率が高いという特徴がみられた。災害意識が高い世帯に、100V(1,500W)コンセントの搭載が進んでいると推測される。 (2)保有する電動車両の属性 「電動車両あり・コンセント搭載あり」と「電動車両あり・コンセント搭載なし」の割り付けセルに該当する回答者の世帯で保有している電動車両239台について、コンセント搭載の「あり・なし」別に、メーカー名、及び、車種名を集計した。なお、回答者1名につき、最大2台まで保有する電動車両の属性を回答したため、電動車両の台数(239台)は、 「電動車両あり・コンセント搭載あり」と「電動車両あり・コンセント搭載なし」に該当する回答者数(それぞれ、67人、155人)の合計222人を上回っている。さらに、コンセント搭載の「あり・なし」で、回答者の割り付けセルを設定しているため、この集計結果から、メーカー別のコンセント搭載率や、車種別のコンセント搭載率を求めることはできない。

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