282-4-6.急減速発生箇所の特徴 公道実験で収集した走行データから、急減速が多発する箇所を抽出し、現地の状況を確認することで、急減速発生箇所の特徴を把握することを試みる。 ここでは、実験参加者の通行が10回以上あり、急減速発生確率が30%以上である8区間を抽出して、地図やGoogle Earthの情報を用いて現地の状況を確認した。 その結果、無信号交差点、カーブ、勾配、見通し不良などの条件が、急減速回数が多発することに関係する可能性があることが示唆された。 12584673 図2-6 急減速多発地点と各地点の特徴 番号モニター通行回数モニター通行人数区間距離(m)急減速発生確率特徴15558852.7%東海環状道下のカーブ・下り坂・無信号T字路を含む区間22542252.0%急カーブ・高架下・橋脚により見通しの悪い区間34527844.4%東名高速をくぐるボックスカルバート出口に信号・見通しの悪い区間416216637.5%農地のど真ん中の無信号交差点と点滅信号に挟まれる区間514410435.7%踏切と農用地の無信号交差点に挟まれる区間671719033.8%すれ違い困難な狭幅員道路急カーブを含む区間715315833.3%見通しの悪い上り勾配の先に点滅信号がある区間8103410130.1%大規模事業所入り口が無信号交差点となっている区間
元のページ ../index.html#34