25また、ここでの分析に用いる土地利用区分の考え方を表2-20に示す。 土地利用区分は、国土数値情報の分類では12種別に区分されている。分析上、分類が細かければ十分なデータが得られない場合があるため、類似する土地利用の種別により、表の左側に示すように5区分に集約した。 土地利用区分を考慮する方法は、国土数値情報の土地利用細分メッシュデータ(100mメッシュ)とリンクを重ね合わせて判断する。1本のリンクで複数の土地利用をまたぐ場合は、最も⾧い区間が含まれる土地利用を、当該リンクの土地利用として判断する。 表2-20 分析に用いる土地利用区分 土地利用 種別 定義 農用地 田 湿田・乾田・沼田・蓮田及び田とする。 その他の 農用地 麦・陸稲・野菜・草地・芝地・りんご・梨・桃・ブドウ・茶・桐・はぜ・こうぞ・しゅろ等を栽培する土地とする。 建物用地 建物用地 住宅地・市街地等で建物が密集しているところとする。 道路 道路 道路などで、面的に捉えられるものとする。 その他 その他の 用地 運動競技場、空港、競馬場・野球場・学校港湾地区・人工造成地の空地等とする。 鉄道 鉄道・操車場などで、面的にとらえられるものとする。 荒地 しの地・荒地・がけ・岩・万年雪・湿地・採鉱地等で旧土地利用データが荒地であるところとする。 河川地及び湖沼 人工湖・自然湖・池・養魚場等で平水時に常に水を湛えているところ及び河川・河川区域の河川敷とする。 海浜 海岸に接する砂、れき、岩の区域とする。 海水域 隠顕岩、干潟、シーパースも海に含める。 ゴルフ場 ゴルフ場のゴルフコースの集まっている部分のフェアウエイ及びラフの外側と森林の境目を境界とする。 森林 森林 多年生植物の密生している地域とする。 資料:国土数値情報HPをもとに作成 注:「その他の用地」は、豊田市の実態としては駐車場用地として利用されている場合が多い
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