高齢運転者を対象とした後付け型ADASの多様な効果に関する研究
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162-4-3.機器の使用期間に着目した分析 (1)基礎集計 収集したデータを整理し、モニター別、期間別の走行距離等の基礎的な集計を行った。集計結果を表2-13に示す。警報開始前を「期間0」とし、警報開始直後から2週間ごとに「期間1」~「期間7」と区分して集計している。 なお、ここでの走行時間や走行距離は、図2-2に示した範囲の豊田市周辺の道路を走行した際のものであり、遠方での運転は含まれていない。 モニターの総走行時間は約377時間・人、総走行距離は約9,800km・人である。モニターにより走行時間や走行距離に幅がある。多い人では、走行時間は約43時間、走行距離は約1,370kmに達する。一方で少ない人では走行時間は約12時間、走行距離は約330kmである。 期別の最小走行距離は番号30、期間5の36km(期間7は参考値とする)であり やや少ないが、他のセルでは十分な走行距離があるためこの期間で分析 ※第1・2期も同様の方法で期間を区分 表2-13 実証実験で収集した走行データの基礎集計結果 距離期間0期間1期間2期間3期間4期間5期間6期間7合計35913472413053403762643632,82841,2156221325457765421903,474121,05447743636556745142303,7741649831229122630129827702,20328566318186258492702041942,046292211751581941612512181291,508302951207211911136520805合計4,4412,3711,5151,5222,1072,3371,65868616,638最大1,2156224363655776544233633,774最小22112072544936520805平均634339216217301334237982,377

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