12 図 3.6 視線挙動分析で用いるVR空間の概要 実験の流れ 図3.7に実験の流れを示す.事前説明では,実験およびVRヘッドセットに関する説明に加え,映像を視聴する際に普段の運転と同じような確認行動をするよう依頼した.実験では,順序効果を考慮し,条件の呈示順序を以下の3パターン用意し,被験者毎にランダムに変更した.実験終了後には,実験内容に関するアンケート調査を実施した. ・A ⇒ B ⇒ C ⇒ D ⇒ E ・B ⇒ E ⇒ C ⇒ A ⇒ D ・E ⇒ D ⇒ C ⇒ B ⇒ A 図 3.7 実験の流れ 視線挙動について,視線キャリブレーションがうまくいかなかった被験者については,解析対象から除外とした.また,実際に視聴された時間と視線遷移時間の同期がとれなかった計測データに関しては解析対象から除外した.同様に,脳活動が計測できなかっ360度全長3,610Pixel360度動画映像360映像を2D映像にした画面↓360度全長3,610Pixel被検者※5分事前説明装置装着25秒安静25~30秒VR映像視聴25秒安静終了5分装置取外しアンケート5条件繰り返し5分視線キャリブレーション計測開始25秒ダミー映像
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