農地転用動向によるスプロール地域の分析と評価に関する研究
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2 1-2.研究の方法 研究の流れを図示化したものを図 1-1に示す。 第1章では、研究の背景・目的、研究の方法、既往の研究及び豊田市の行政計画について整理する。 第2章では、農地や農地転用、農業振興地域、農用地区域について、その概要を整理する。また、豊田市における耕地面積や土地利用推移などを基に、豊田市の都市構造の変化の特徴について確認する。 第3章では、豊田市産業部農政課から受領した2004年~2017年の農地転用データについて整理する。また、農地転用データをGISにプロットし、その分布状況を可視化する。 第4章では、町丁目別農地転用件数を目的変数とした負の二項回帰分析を行い、その分析結果から農地転用に影響を与える要因を考察する。また、負の二項回帰分析結果を用いて農地転用推定値を算出し、農地転用が起こる可能性が高い地域や農地転用が実際に起こっているにもかかわらず農地転用推定値が低い地域目について整理し、その特徴を把握する。 第5章では、本研究で得られた知見を整理する。 図 1-1 研究の流れ 第4章市街化調整区域の農地転用要因分析○農地転用を目的変数とした負の二項回帰分析、および分析結果を考察する。〇農地転用推定値の可視化、および農地転用推定値の高い地域の特徴を整理する。第5章おわりに○本研究で得られた知見を整理する。第3章農地転用動向の整理○農業委員会事務局に提出義務のある農地転用申請書類から、農地転用の経年的変化や地域別集計を行い、農地転用の傾向を把握する。〇農地転用データをGISにプロットし、その分布状況を可視化する。第2章土地利用状況の推移○農地や農地転用、農業振興地域、農用地区域について、その概要を整理する。〇豊田市における耕地面積や土地利用推移などを基に、豊田市の都市構造の変化の特徴について確認する。

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