31 4-2-3.変数間の相関の確認 次に、説明変数間の相関係数を算出し、多重共線性の有無を確認する。多重共線性とは、説明変数間の相関係数が高いときに発生する現象であり、正確に推計できなくなることを示す。 変数間の相関係数を表 4-1に示す。本研究では、相関係数が0.8以上、もしくは-0.8以下の場合、どちらかの説明変数を除外することとした。その結果、相関の高い関係として、以下のケースを抽出した。()内の数値は相関係数を示す。 ・駅までの距離と都市計画道路までの距離(0.85) ・駅までの距離と病院までの距離(0.86) ・駅までの距離と地区計画区域までの距離(0.82) ・ICまでの距離と地区計画区域までの距離(0.83) ・都市計画道路までの距離と豊田市役所までの距離(0.84) ・都市計画道路までの距離と地区計画区域までの距離(0.92) ・豊田市役所までの距離と地区計画区域までの距離(0.83) ・市街化区域までの距離と地区計画区域までの距離(0.81) 本研究では「都市計画道路までの距離」、「病院までの距離」、「地区計画区域までの距離」を除外した。
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