農地転用動向によるスプロール地域の分析と評価に関する研究
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25 4-2.市街地近郊の農地転用要因分析 4-2-1.方法 本研究では、町丁目ごとに農地転用件数の集計を行い、目的変数を①農地転用数とし、説明変数を農業振興地域面積割合(②農業振興地域、③農用地区域、④農振白地地域)、交通施設までの距離(⑤鉄道駅、⑥バス停、⑦IC、⑧都市計画道路)、教育施設までの距離(⑨幼稚園、⑩小学校、⑪中学校、⑫高等学校、⑬大学・高専)、医療・福祉施設までの距離(⑭病院、⑮診療所、⑯老人福祉施設)、行政施設までの距離(⑰市役所、⑱支所)、市街地までの距離(⑲市街化区域、⑳地区計画区域)を説明変数とした負の二項回帰分析を行い、農地転用に影響を及ぼす要因について分析する。なお。面積割合(②~④)は各項目の町丁目内面積を分子、町丁目全面積を分母としており、○○までの距離(⑤~⑳)は町丁目の中心点から最も近くにある各施設までの距離としている。

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