豊田市都心における来訪者の回遊状況評価手法の開発
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47都心全体(図左側の円グラフ)と比較して、各地点の滞在時間帯別構成比がどの程度違うのかを確認する。図右側の棒グラフは、都心全体と各地点の滞在時間帯別構成比の差をとったグラフである。 例を挙げて図の見方を説明すると、平日のN6では、15分~3時間の割合が-4%を示している。これは全地点の割合より4ポイント小さいことを意味しており、N6の15分~3時間の割合は39%であることを意味する。 駅・停車場周辺の各地点では、都心全体と比べて、15分~6時間の割合が少なく、9時間~12時間等⾧時間滞在する割合が比較的多い。これは、駅・停車場周辺では通勤・通学者が多いことを示唆している。一方、中心部施設の各地点では反対の傾向がみられる。買い物など用事を済ませてすぐに立ち去る人が多いことが示唆される。 休日では、平日で述べた傾向がより顕著にみられる。 15分~3時間43%3時間~6時間22%6時間~9時間15%9時間~12時間20%-8%-6%-4%-2%0%2%4%6%8%10%12%N6レスト喜多町3市駅東口喜多町2ギャザ市駅西デッキ喜多町PTM若宮P駅・停車場線中心部施設調査箇所全体との差15分~3時間3時間~6時間6時間~9時間9時間~12時間 15分~3時間49%3時間~6時間26%6時間~9時間15%9時間~12時間10%-8%-6%-4%-2%0%2%4%6%8%10%12%N6レスト喜多町3市駅東口喜多町2ギャザ市駅西デッキ喜多町PTM若宮P駅・停車場線中心部施設調査箇所全体との差15分~3時間3時間~6時間6時間~9時間9時間~12時間 図4-55 地点別の平常時の滞在時間別端末数の構成比(上:平日・下:休日)

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