豊田市都心における来訪者の回遊状況評価手法の開発
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464-8.日別都心内滞在時間別端末数の変動 ある端末が1日のうち豊田市都心に設置したすべてのセンサーのいずれかに最初と最後に検知された時刻の差から端末ごとの滞在時間を算出し、都心での滞在時間の状況を把握する。なお、単なる通過や住民等の滞在、固定端末からのプローブ要求を排除するため、15分未満と12時間以上は集計対象外としている。 以降では、都心全体の滞在時間別の構成比、同じく都心全体の滞在時間構成比の日別変動、地点ごとの都心全体の滞在時間別構成比、地点ごとの地点周辺の滞在時間構成比を示す。 4-8-1.都心全体の滞在時間別端末数の構成比 平日(図左)では、休日と比べて的9~12時間の滞在が多い。これは、通勤通学のために都心に来訪する人が多く含まれるためと考えられる。一方休日では、平日と比べて9時間~12時間が少ない分、15分~3時間や3時間~6時間の割合が多い。 15分~3時間43%3時間~6時間22%6時間~9時間15%9時間~12時間20%15分~3時間49%3時間~6時間26%6時間~9時間15%9時間~12時間10% 図4-54 全地点・平常時の滞在時間別端末数の構成比(左:平日・右:休日)

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