豊田市都心における来訪者の回遊状況評価手法の開発
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93-2.センサーの設置 (1)WPS調査で把握したい流動 昨年度実施した研究「豊田市都心の課題を人の活動と意識から考える研究」において、豊田市都心における人の動きは、豊田市駅近辺に偏っており、周辺への広がりは限定的であることが確認されている。こうしたことを受け、今回行うWPS調査では、駅近辺から周辺への流動を把握することを意図した。 具体的には、下図に示す通り、豊田市駅や新豊田駅を中心とし、その近辺への広がり、さらに、外側の豊田スタジアムやスカイホール、美術館、エコフルタウンなどへの移動を把握することを意図した。 また、既存の歩行者通行量常時観測機であるパロッシーのデータとWPSのデータを比較することも狙い、パロッシー設置場所を対象地点に含めることも意図した。 美術館(仮)博物館エコフルタウンスカイホールスタジアム市Free Wi-Fi産文常観データと比較分析流動のみ把握 図3-4 把握したい流動のイメージ

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