人口構成と交通動向を考慮した将来都市構造可視化シミュレーションツールの開発に関する研究
33/47

28 4-3.立地適正化計画を参考にした人口集約(立地適正化計画シナリオ) シナリオ②の設定(立地適正化計画シナリオ) 立地適正化計画シナリオでは、豊田市の制定している「豊田市立地適正化計画7」を基に、「重点居住促進区域」への人口集約と「居住促進区域」の人口維持ルールの2つのルールを設定している。豊田市立地適正化計画では、重点居住促進区域は「都市基盤が整備され、利便性の高い公共交通が利用しやすい便利で魅力的な市街地の形成に向け、居住及び都市機能・生活機能の集積を図る区域」、居住促進区域は「これまでの都市の発展に伴って整備されてきた都市基盤や都市機能等を生かし、今後も必要な市街地として維持していく区域」としている。豊田市の重点居住促進区域、居住促進区域を図 4-3に示す。 なお、本シナリオでは検討する将来都市構造を2025年に設定している。これは、豊田市立地適正化計画では、2025年の人口密度等を目標としているためである。 図 4-3 重点居住促進区域と居住促進区域【再掲】 7 豊田市:豊田市つながる拠点づくり計画-豊田市立地適正化計画-、2019年3月

元のページ  ../index.html#33

このブックを見る