自転車の通行空間整備過渡期における道路政策のあり方に関する研究
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40 (3)仮説3(同調効果の持続性)の検証 図4-6に時期別車道通行率を示す。 実証実験中と事後(1ヶ月後)調査を比較すると、南進、北進ともに実験中と同等であり、効果が持続していることが分かる。また、南進の一般、北進の学生に至っては、実証実験中よりも車道通行率が向上している。これは、例えば、同調実験中に車道通行していることを認知したが行動には移さず、実証実験後に車道通行に行動を移したことが考えられる。 図 4-6 時期別車道通行率(右図:順走のみ、左図:進行方向全体) 順走のみ(例:北進車道&歩道順走のみで集計)進行方向全体(例:北進車道+歩道順走+南進逆走)順走のみ(台)順走+反対車線逆走(台)北進南進北進南進一般学生一般学生一般学生一般学生事前67201711439実験中53150221416315935781事後(1ヵ月)520287821471605101520253035404550⼀般学⽣⼀般学⽣北進南進⾞道⾛⾏率(%)事前実験中事後(1ヵ⽉)0510152025303540⼀般学⽣⼀般学⽣北進南進⾞道⾛⾏率(%)事前実験中事後(1ヵ⽉)

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