自転車の通行空間整備過渡期における道路政策のあり方に関する研究
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39 (2)仮説2(サクラ自転車数増加による車道通行率の変化)の検証 図4-5に自転車種別車道通行率を示す。 車道通行率が向上している場合もあるが、自転車の数が増加することによって車道通行率が減少している場合も見受けられる。今回の実験で、サクラ自転車をコントロール(定速(15km/h)、等間隔走行)したため、元々、車道通行していた自転車の円滑な走行を妨げたことが影響しているかもしれない。 図 4-5 自転車種別車道通行率(右図:順走のみ、左図:進行方向全体) 順走のみ(例:北進車道&歩道順走のみで集計)進行方向全体(例:北進車道+歩道順走+南進逆走)順走のみ(台)順走+反対車線逆走(台)北進南進北進南進一般学生一般学生一般学生一般学生事前672017114393台増加25437792848123305台増加134172161441116266台増加321314521476010203040506070⼀般学⽣⼀般学⽣北進南進⾞道⾛⾏率(%)事前3台増加5台増加6台増加051015202530354045⼀般学⽣⼀般学⽣北進南進⾞道⾛⾏率(%)事前3台増加5台増加6台増加

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