自転車の通行空間整備過渡期における道路政策のあり方に関する研究
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38 (1)仮説1(自転車車種による車道通行率の違い)の検証 図4-4に車種別車道通行率を示す。なお、自転車の車道通行は順走(自動車と同じ方向)がほとんどであり、順走のみの自転車を抽出した車道通行率を基に整理するが、参考に進行方向全体を含んだ車道通行率も示す。 同調実験中は車種に関わらず、車道通行率が向上している。特に、一般ではママチャリでのサクラ実走時、学生ではスポーツタイプのサクラ実走時による車道走行率の上昇が顕著であることが分かる。 図 4-4 車種別車道通行率(右図:順走のみ、左図:進行方向全体) 0102030405060⼀般学⽣⼀般学⽣北進南進⾞道⾛⾏率(%)事前スポーツママチャリ0102030405060⼀般学⽣⼀般学⽣北進南進⾞道⾛⾏率(%)事前スポーツママチャリ順走のみ(例:北進車道&歩道順走のみで集計)進行方向全体(例:北進車道+歩道順走+南進逆走)順走のみ(台)順走+反対車線逆走(台)北進南進北進南進一般学生一般学生一般学生一般学生事前67201711439スポーツ102547612297620ママチャリ151830316194710

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