バスプローブデータを用いた豊田市の道路渋滞分析に関する研究
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14 3-2 バス路線データの電子化 本節では、前節に説明したバス路線データの電子化について述べる。ここで、電子化というのでは、おいでんバス路線の停留所位置情報データを用いて、バス路線を当研究所が保有しているデジタル道路地図上の道路区間として特定することである。これによって、バス位置情報に基づいて、通過道路区間の所要時間を把握することが可能となる。 通常、デジタル道路地図において、道路網は「ノード」と「リンク」の組み合わせによって表現されている。デジタル道路地図における道路網の表現方法は図 3-2のように示す。また、ノードとリンクはそれぞれ固有の番号を有して、それらの意味は次の通りを示す11)。 〇ノード:交差点その他道路網表現上の結節点など 〇リンク:ノードとノードの間の道路区間 図 3-2 道路網の表現方法の例 11) 一般財団法人日本デジタル道路地図協会のHP、https://www.drm.jp/database/expression/

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