電気自動車シェアリングの利用意識に影響を及ぼす要因分析
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30 同乗者がいる場合の結果を図 3-23に示す。その結果をみてみると、one way利用の際、カーシェアリング会員では、ガソリン乗用車(48.8%)は乗用車型EV(51.3%)とほぼ同程度である。そして、非会員では、乗用車型EV(55.0%)はガソリン乗用車(45.0%)と比較して、その割合が高いことが分かる。また、round trip利用の際、カーシェアリング会員では、乗用車型EV(55.0%)はガソリン車(45.0%)と比較して、その割合が高いことが分かる。また、カーシェアリング非会員では、ガソリン乗用車(48.5%)は乗用車型EV(51.5%)とほぼ同程度である。 このように、カーシェアリング利用方法によって、会員でも非会員でも利用車両の嗜好が異なることが分かる。特に、カーシェアリングの会員に着目すると、round trip利用はone way利用と比較して、乗用車型EVの割合が高くなることが分かる。 (あ) One way利用 (い) Round trip利用 図 3-23 時間料金・同乗者有の調査結果 48.845.051.355.00%20%40%60%80%100%カーシェアリング会員カーシェアリング非会員ガソリン乗用車乗用車型EV45.048.555.051.50%20%40%60%80%100%カーシェアリング会員カーシェアリング非会員ガソリン乗用車乗用車型EV

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