電気自動車シェアリングの利用意識に影響を及ぼす要因分析
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29 wayは車両を借りた場所と返却する場所が異なってもよい仕組みである。Round tripは車両を借りた場所に返却しなければならない仕組みである。 (あ) トヨタ車体のCOMS33) (い) トヨタのヴィッツ34) (う) 日産の新型リーフ35) 図 3-21 調査対象車両 「宿泊先から【時間料金】を利用する場合に、下記の場面はどちらの車両を運転したいと思いますか」との質問について、同乗者がいない場合の結果を図 3-22に示す。その結果をみてみると、one way利用の際、カーシェアリング会員では、ガソリン乗用車(36.8%)が最も多く、次いで、超小型EV(36.0%)が多くなることが分かる。そして、非会員と比較して、顕著な違いがみられていないことが分かる。また、round trip利用の際、カーシェアリング会員では、ガソリン乗用車(47.0%)が最も多く、次いで、乗用車型EV(30.5%)が多くなることが分かる。そして、非会員では、ガソリン乗用車(41.8%)が最も多く、次いで、乗用車型EV(29.3%)は超小型EV(29.0%)とほぼ同程度であることが分かる。 (あ) One way利用 (い) Round trip利用 図 3-22 時間料金・同乗者無の調査結果 36.036.336.837.027.326.80%20%40%60%80%100%カーシェアリング会員カーシェアリング非会員超小型EVガソリン乗用車乗用車型EV22.529.047.041.830.529.30%20%40%60%80%100%カーシェアリング会員カーシェアリング非会員超小型EVガソリン乗用車乗用車型EV

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