電気自動車シェアリングの利用意識に影響を及ぼす要因分析
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16 2-4 本研究の位置づけ 本研究は利用者側の視点からEVシェアリングの社会受容性を把握するとともに、従来のガソリン車のシェアリングに影響を及ぼす効果を明らかにすることを目的とする。その結果は地方部の観光地において、カーシェアリング事業を展開するための参考資料として活用できるようにする。本研究の位置づけを下記のように整理する。 一般市民を対象としたカーシェアリングの利用意識に関する既往研究や最新研究動向を整理する。そのうち、超小型EV、ガソリン車、乗用車型EVそれぞれに関する研究文献を分けて整理する。 研究文献のレビューを通じて、EVシェアリング事業について、国内だけでなく、海外の最新動向も整理する。 地方部の観光地における車の移動手段を確保するため、宿泊先からカーシェアリングを利用する際、超小型EV、乗用車型EV、ガソリン車といった3車両に対する利用者の利用意向を把握するためのアンケート調査を実施する。 2-5 小括 本章では、カーシェアリングに関する既往研究、EV市場に関する最新動向、カーシェアリングに関する最新動向を説明した上、本研究の位置づけを明示した。ここで、本研究の狙いは地方部の観光地において、WEBアンケート調査の実施を通じて、超小型EV、乗用車型EV、ガソリン車といった3車両を考慮したカーシェアリングの利用意向を明らかにすることである。

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