15 EVシェアリングに関する海外の最新動向を図 2-16に示す。この結果から、国内事例と比較して、海外では大規模な乗用車型EVシェアリングが普及していることが分かる。 図 2-16 海外の乗用車型EVシェアリングの事例 また、世界で規模が最も大きいEVCARD事例の最新動向を図 2-17に示す。運営中のEVは50,000以上、貸出箇所は13,000以上、利用者数は6,000,000名以上である31)。 図 2-17 EVCARD事例の最新動向 31) EVCARDのHP, https://www.evcard.com/about/ 海外:EVシェアリングの整理結果(2019年7月時点)○シェアリング事業の名称、開始時間、導入国・地域、実施主体等の整理結果を下記のように示す名称開始時間導入国・地域実施主体規模利用方法Autolib1)【廃止】2011年11月フランス・パリ官民共同会社車両:約4000台利用者:約15万人乗り捨て方式Drive Now2)2011年6月ドイツ・ミュンヘン自動車メーカー(BMW)車両一部:130台(ベルリン)、400台(コペンハーゲン)乗り捨て方式EVCARD3)2014年10月中国・上海民間企業(Global Car Sharing)車両:38,000台以上利用者:340万人以上乗り捨て方式WeShare4)2019年6月ドイツ・ベルリン自動車メーカー(フォルクスワーゲン)車両:1500台フリーフロート型(貸出ステーション無)出典1) https://ovninavi.com/autolib/2)https://en.wikipedia.org/wiki/Carsharing#Types_of_carsharing3) https://www.evcard.com/about/4)https://www.volkswagen.co.jp/content/dam/vwngw/vw_pkw/importers/jp/volkswagen/news/2019/info190628_2_web.pdf/_jcr_content/renditions/original./info190628_2_web.pdf
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