高齢者の「終活」MMツールの考案
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-37- 4-2 MMの全体イメージと今後の展開 以上の方針に基づき、今後実施するMMの全体構成イメージを図4-1に示す。 図4-1 MMの全体イメージ 本研究は次年度に継続して取組みを進める。上図に示した実施イメージに基づき具体的なツールを製作し、地域および家族と連携したMMを試行し、社会福祉協議会の事業や地域自治システムの中に組み込んで持続的に実施することを目指す。 社会福祉協議会・地域会議などが窓口となり、参加世帯を募る MMツールの構成 家族への情報提供ツール •子世代を対象 •高齢ドライバーの問題や課題 •高齢者への説得の方法 高齢者への情報提供ツール •高齢者(当人)を対象 •高齢ドライバーの問題や課題 •終活と絡めた交通行動計画書 家族へのMM •前期高齢者の親を持つ「子」世代を対象に、親の交通行動変容を促すための情報を提供 家族による高齢者MM •子世代の家族が主体となって、後期高齢手前(70代前半)の親に対して情報提供 •親とともに、交通行動を含めた生活全般の今後について計MMにより目指す行動変容 ‣積極的な地域コミュニティ活動や「クルマに代わる楽しみ」を見出させる ‣「免許返納」や「公共交通利用」「ADAS装備車買換え」を促す

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