高齢者の「終活」MMツールの考案
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-18- 図3-10 バス停までの直線距離と実距離 (3) 集会所と参加者の自宅の位置関係 図3-11は、参加者の自宅からサロンの会場である集会所までの距離を100m毎に分け、各距離帯に属する人の割合を示したものである。 ひまわり会の羽布町は下山地域の中でも低密な中山間地区であるため、1,000m以上離れている人が46%おり歩いて集会所に行くにはやや遠い人が多い。参加者への聞き取り調査によると、ほとんどの人が自動車を利用しているとのことである。 はなし会は300m以内の人は存在しないが500m以内の割合が40%である。1,000m以内では100%となることから、比較的狭い範囲の地区であるといえる。また、同サロンは集会所が国道301号沿いに位置するが敷地が狭く駐車場が無いため、徒歩で集会所を訪れる人が多い。 下山地域の中心部で比較的都市整備がなされている大沼地区の友友クラブは、参加者4名すべてが集会所から300~400mの位置に居住している。集会所までは徒歩での移動も可能であると考えられるが、聞き取り調査から半数は自動車を利用していることが分かった。また、今回の体験乗車会への参加は自動車を利用している。 同様に大沼地区のすみれ会は集会所まで300m以内の人が85%おり、400m以内で01002003004005006007000200400600実距離(m)直線距離(m)ひまわり会はなし会友友クラブすみれ会花二会その他我まま会(ア)(イ)

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